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カメラマン赤木真二さんからの便り「 北欧からロンドンへ」

皆様へ 

bccメールを一ヶ月以上書かずに来ました。前回の配信は7月4日のコペンハーゲンに
なっています。4週間に及んだEuro2012取材の最後の日でした。いつものことながら、
自宅に居るあいだは何も書かなかった、ということになります。

8/3にオスロに入り、8/9の朝をイエーテボリで迎えています。昨晩行われたマンチェス
ター・ユナイテッド対バルセロナの試合を撮って一泊しました。今朝の8時の気温は18度。
快晴です。一枚羽織っても心地よく、日向は半袖シャツでOK、という夏の朝です。

4年に一度のオリンピックの取材パスが取れなかったので、長年見てきたU-23日本代表
の最後の3週間は撮影できなくなりました。ところが、そのU-23日本代表が準決勝を戦っ
た8/7は、ちょうどオスロからイエーテボリに移動する日だったで、急遽ロンドンに観戦に
出かけることにしました。

ワールドカップやオリンピックといった大会で、チケットを購入したことがない私は、まず
チケットを手に入れるところから始め、8/4の準々決勝が終わった段階でフライトマイル
を駆使してロンドン行きの航空券をおさえました。KLMオランダ航空のフライトマイルです
から直行便では飛べません。全てアムステルダム経由です。
往路は簡単でしたが、準決勝 の翌日、イエーテボリに飛ぶフライトは早朝6時半ロンドン
発しかありませんでした。

8/5にオスロでのマンチェスター・ユナイテッドの試合で香川君を撮影し、6日の昼にアムス
テルダム経由でロンドンへ飛びました。その夕方、お願いしていたチケットを取りに指定さ
れた場所を訪ねました。ちょうど時を同じくして、なでしこジャパンが準決勝を戦っていた時
です。

ここ30年間で、およそ100回は訪問しているロンドンですが、初めての所に行くのはわから
ないものです。街の中心の大学の宿舎を訪ねるために、その大学の宿泊施設担当に電話
をかけて場所をお聞きました。レセプシォンのお嬢さんは地下鉄の駅からの歩き方を実に
的確に説明してくれました。

『地下鉄の改札を出たらミューゼアムズ方面に歩きます、そこからトンネルを通って、一番
最後の出口で地上に上がります。そこで、ひときは新しいモダンな建物の角を曲がった所
の公園に面しているのが宿泊棟です・・・・その公園の名前はプリンセス・ガーデンです』

地下鉄サウス・ケンジントンの駅から説明の通りに歩き、ロイアル・アルバータ・ホールの手
前にある大学の入口に出ました。確かに新しいビルが目に入り、すぐにプリンセス・ガーデン
がわかりました。周りは自然史博物館や歴史博物館がある落ち着いたアカデミックな雰囲気
の地域です。東京で言えば上野の芸大のキャンパスの周辺、と言った所です。

公園に面した宿泊棟には、いかにもロンド ンならではの施設として一角にパブが併設されて
いました。無事にチケットを受け取り、パブでハーフパイントのビターを一杯いただき、翌日の
試合に期待をふくらませ、このチームの今までの歩みを思い出してみました。

2010年11月に関塚監督を迎えて始動したこのチームは、その一年以上前 から同じ世代を
選抜してスペイン遠征をしたり、東アジア大会に出場したり、地道な強化をしてきています。で
すから今回のべスト4進出は、その時点から代表に呼ばれて戦って来た1989年以降生まれの
選手たち全員の成果だと言えます。そして彼らを支えている、大学やJクラブのバック・アップ
がなければ成しえなかった結果だと思います。

果たして、8/7のウエンブリースタジアムは肌寒く、全く好天とは言えませんでした。そして試合
の後半、残り10分には雨が落ちてきました。素晴らしい先制点を決めながら、同点とされ、逆
転を許し、ダメ押しのゴールを決められた試合でした。降り出した雨が冷たく感じられる1-3の
敗戦は完敗と言わざる負えませんでした。

8/9に書き始めたこのメールは、途中で再びロンドンに移動して、なでしこの決勝戦をTV観戦
したのち、8/10にアムステルダムに戻ってU-23の3位決定戦を見終わった後で、続きを書い
ています。

正直なところべスト4は妥当な結果です。3勝1分2敗。6得点、5失点。肝心な2試合で1得点、
5失点では勝負にならないこと。固定メンバーで同じように戦っては、疲労もあり、世界の上位
チームには通じないこと。そしてなにより、この世代の選手たちが何回やっても韓国の同世代
に勝てないこと。2008年のU-19アジア選手権、2010年の同じ大会で2連敗した借りを返せ
なかったことが残念です。
2008年のサウジアラビアでの試合のデジャブを見ているような韓国ク・ジャチョル先週の2点
目に、タックルに行った鈴木大輔君も、決められたGKの権田君も同じことを感じているでしょう。

彼らは今後、フル代表に選ばれた時に、この壁を超えなければなりません。韓国選手は今回
のオリンピック3位という結果によって、兵役免除になるでしょう。日本で活躍している韓国選手
も、 このままサッカーを続けられることになると思います。

今晩はアムステルダムで、妹一家と食事をしました。美味しいラムチョップをBBQでいただき、
ゆっくりしています。あすは列車でドイツのハノーバーまで行き、再び香川君の撮影です 。

香川君は1989年3月生まれ。韓国のキ・ソンヨンがスコットランドリーグのセルチックからオリン
ピックに出場していたのですから、香川君のプレーもオリンピックで見たかったな!と思うのは
私だはではないでしょう・・・・・・。長くなりました。今晩はこの辺で終わりにすることにします。

2012年 8月10日 バセナー(オランダ)にて

写真:オスロで見つけた香川サポーター。試合後、日本人記者と談笑する香川君。超満員の
イエーテボリ・ウレヴィスタジアム。名手マスケラーノを抑える香川君。10日の朝、快晴のロン
ドン。

Man United Tour@Oslo05Aug2012 (47)_6713
Photo by Shinji Akagi

kagawa2
Photo by Shinji Akagi

sweden
Photo by Shinji Akagi

kagawa3
Photo by Shinji Akagi

london
Photo by Shinji Akagi
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プロフィール

nohashi51

Author:nohashi51
大橋直輝:ドイツ・シュツットガルト在住。
2010/2011シーズンより仕事の都合でシュツットガルトへの移住をきっかけにVfBシュツットガルトのファンに。スタジアム内Cannstatter Kurveと呼ばれる席(ゴール裏2階席)から毎試合応援しております。欧州サッカー漬けの日々。
ツイッター:http://twitter.com/#!/nohashi

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