そういえばローマ。スタディオオリンピコへ。トッティはやはり王様だった。

4月の終わりにローマに行くことに。
たまたまですが、4日間の旅の初日にスタディオオリンピコにてローマ対ナポリが開催されていたので、この機会は逃すまいと行って参りました。なにしろ僕はナポリのカウンターアタックが大好きなのです。
ローマファンにまぎれてこっそりカバーニの素晴らしいシュートを見たい。そんなことを思いながらスタジアムに。

バスでスタディオオリンピコに。目の前に座っているおじいさんが身振り手振りでここはテニス会場だ、ここのスイミングプールだと教えてくれながらいよいよスタディオオリンピコ。ゲートを潜ってからスタジアムに入るまでの広い道も思い思いに写真を撮っているひとも多く気持ちの良い場所でした。
早く着き過ぎてスタッフも暇だったのか荷物チェックが3回あったことには僻癖としましたが、荷物チェックのスタッフもやけに美人だったので良しとしましょう。

試合前に早く着き過ぎたので、ファンの写真を撮って廻ってました。家族でローマファン。

なかなか爽やかな男前のお兄ちゃん。

試合の予想について話し込んでいるのでしょうか。

バックスタンドの最前列でずっと旗を振って応援していた女の子。

お約束の発煙筒ですね(笑

そしてトッティーは身体こそ重たそうなものの、ちょっと低めの位置で支配をコントロール。やはり王様でした。

目の前の子供の審判への抗議。

そして不甲斐ないチームの出来にやや呆れ気味の態度などは大人のそれとまるで同じでした。彼も熱烈ローマファンの予備軍、というよりも既にロマニスタ。
試合は結局2−2の同点。カバーニの素晴らしいゴールも見る事が出来ました。
トラックがあり少しピッチには遠いですが、とても雰囲気のあるスタジアムでした。
カメラマン赤木真二さんからの便り「菜の花の季節」
皆様へ
菜の花の季節
12日の晩。ドイツカップ決勝の夜、宿に戻ったのは深夜1時半を過ぎていました。
そんな時間でも市内交通は普通に動いていました。宿の最寄駅近くのカフェも
明かりを落としてはいませんでした。この街は他のドイツの街に比べて夜が遅い!
翌朝、かなり遅く始動して中央駅に行きました。シュツットガルトに戻る切符を手
配していなかったのは、ドルトムントの優勝パレードを撮りに行く可能性があった
からです。パレードは夕方の18時。しかし、昨年の大騒ぎが頭をよぎり今年は行
かないことにしたのでした。
と言うことは、南に向う列車はバイエルンサポーターが大部分を占めているはず
です。駅の自動販売機で探してみると、乗り換えなしの直通列車は既に座席予
約ができません。仕方なく、1時間後に出発する、2回乗り換えの列車の座席指
定券を購入しました。
ベルリン中央駅は6年前に完成した近代的な駅舎です。ミュンヘンやフランクフ
ルトのように、プラットフォームが十数本ある大きな終着駅ではありません。在来
線が地下、地上、2階と3方向で交差する立体構造で、それぞれの階のプラット
フォーム数は8本程です。
そのベルリン中央駅でボリュームのあるトルコ料理の定食をいただき、チャイも入
れてもらって列車に向いました。1番線、9号車、席は確か・・・・と番号を見ていた
時です。目の前に立っていたのは昨日同じコンパートメントでベルリンにやって来
たBVBサポ-タ-のマ-チン君とエメルさん。
「なんで僕がここに居るのを知ってるの?」と言う私に「いやいや”SHINJI”のスト-
カ-なんだよ!」とはいいジョークです。香川君と同じ名前だと言うことで、昨日
大いに盛り上がった3人でしたから。
混みあう車内で、一旦は自分の席に落ち着きました。席にあったDBの時刻表を
眺めて理解しました。この列車は西のカッセル経由ではなく、南の『旧東地区』を
走るルートなのです。差別ではありません。旧東地区のある区間は、まだ線路の
補修が完全でないので、ICEのようなスピード列車は走りません。その代わり、比
較的小さな街の駅に停車してのんびり行く訳です。早い話が新幹線の「こだま」
です。
それにしても往復共に同じ車両でお会いするとは珍しい話です。しかもご両人共
に英語を話し、BVBサポーターで、日本の事情も知っていて「原発は全部停止し
たんですよね!」なんて話が出てきたりします。
2時間ぐらいたって、車内がだいぶ空いて来てから彼等の所に行きました。エメル
さんはすっかりお昼寝でしたが、マーチン君とはそこでまた小一時間話しこみまし
た。彼が少年のころ、オヤジさんに連れられて初めて見にったヴェストファ-レン・
スタジアム(現シグナ・イデゥナ・パーク)の話。仕事でフランクフルトに移ってからも、
シーズンチケットを親戚と共有して見に行っている話。
僕は既に25年この仕事をしていて、90年代のBVBの優勝も撮ったことがある事。
毎年今頃はチャンピオンズ・リーグの決勝を撮りに来ていて、今年はミュンヘンで
好都合だった話。最後に、一人の選手が移籍して、2国間の文化がこれほどまで
に理解されるのは素晴らしい!と言って別れました。
彼等と話しているあいだ中、車窓からは綺麗な菜の花畑の黄色い絨毯がそこここ
に広がっていました。ドイツ中がBVBドルトムントの2冠を祝福しているようで、同時
に真司が過ごした素晴らしい2年間に、改めて「おめでとう」と言いたくなりました。
香川君、君は良く努力して、よく我慢して、よく働いて(ゴールを決めて)ここで多く
の人々の心の中に記憶された。素晴らしい2年間におめでとう!
2012年 5月15日
シュツットガルトの友人宅にて
赤木真二
写真:車窓からの菜の花畑、ICEでのエメルとマーチン、そして決勝の香川君。

Photo by Shinji Akagi

Photo by Shinji Akagi

Photo by Shinji Akagi
菜の花の季節
12日の晩。ドイツカップ決勝の夜、宿に戻ったのは深夜1時半を過ぎていました。
そんな時間でも市内交通は普通に動いていました。宿の最寄駅近くのカフェも
明かりを落としてはいませんでした。この街は他のドイツの街に比べて夜が遅い!
翌朝、かなり遅く始動して中央駅に行きました。シュツットガルトに戻る切符を手
配していなかったのは、ドルトムントの優勝パレードを撮りに行く可能性があった
からです。パレードは夕方の18時。しかし、昨年の大騒ぎが頭をよぎり今年は行
かないことにしたのでした。
と言うことは、南に向う列車はバイエルンサポーターが大部分を占めているはず
です。駅の自動販売機で探してみると、乗り換えなしの直通列車は既に座席予
約ができません。仕方なく、1時間後に出発する、2回乗り換えの列車の座席指
定券を購入しました。
ベルリン中央駅は6年前に完成した近代的な駅舎です。ミュンヘンやフランクフ
ルトのように、プラットフォームが十数本ある大きな終着駅ではありません。在来
線が地下、地上、2階と3方向で交差する立体構造で、それぞれの階のプラット
フォーム数は8本程です。
そのベルリン中央駅でボリュームのあるトルコ料理の定食をいただき、チャイも入
れてもらって列車に向いました。1番線、9号車、席は確か・・・・と番号を見ていた
時です。目の前に立っていたのは昨日同じコンパートメントでベルリンにやって来
たBVBサポ-タ-のマ-チン君とエメルさん。
「なんで僕がここに居るのを知ってるの?」と言う私に「いやいや”SHINJI”のスト-
カ-なんだよ!」とはいいジョークです。香川君と同じ名前だと言うことで、昨日
大いに盛り上がった3人でしたから。
混みあう車内で、一旦は自分の席に落ち着きました。席にあったDBの時刻表を
眺めて理解しました。この列車は西のカッセル経由ではなく、南の『旧東地区』を
走るルートなのです。差別ではありません。旧東地区のある区間は、まだ線路の
補修が完全でないので、ICEのようなスピード列車は走りません。その代わり、比
較的小さな街の駅に停車してのんびり行く訳です。早い話が新幹線の「こだま」
です。
それにしても往復共に同じ車両でお会いするとは珍しい話です。しかもご両人共
に英語を話し、BVBサポーターで、日本の事情も知っていて「原発は全部停止し
たんですよね!」なんて話が出てきたりします。
2時間ぐらいたって、車内がだいぶ空いて来てから彼等の所に行きました。エメル
さんはすっかりお昼寝でしたが、マーチン君とはそこでまた小一時間話しこみまし
た。彼が少年のころ、オヤジさんに連れられて初めて見にったヴェストファ-レン・
スタジアム(現シグナ・イデゥナ・パーク)の話。仕事でフランクフルトに移ってからも、
シーズンチケットを親戚と共有して見に行っている話。
僕は既に25年この仕事をしていて、90年代のBVBの優勝も撮ったことがある事。
毎年今頃はチャンピオンズ・リーグの決勝を撮りに来ていて、今年はミュンヘンで
好都合だった話。最後に、一人の選手が移籍して、2国間の文化がこれほどまで
に理解されるのは素晴らしい!と言って別れました。
彼等と話しているあいだ中、車窓からは綺麗な菜の花畑の黄色い絨毯がそこここ
に広がっていました。ドイツ中がBVBドルトムントの2冠を祝福しているようで、同時
に真司が過ごした素晴らしい2年間に、改めて「おめでとう」と言いたくなりました。
香川君、君は良く努力して、よく我慢して、よく働いて(ゴールを決めて)ここで多く
の人々の心の中に記憶された。素晴らしい2年間におめでとう!
2012年 5月15日
シュツットガルトの友人宅にて
赤木真二
写真:車窓からの菜の花畑、ICEでのエメルとマーチン、そして決勝の香川君。

Photo by Shinji Akagi

Photo by Shinji Akagi

Photo by Shinji Akagi
VfBシュツットガルト練習試合ー酒井高徳も出場しています

VfBシュツットガルトがシーズン終了後、シュツットガルト近郊のチームと試合をしたりハンブルクに遠征したりと地方巡業をしております。
昨日はシュツットガルト市内のアマチュアチーム。クライスリーガですから少なくとも9部よりそれ以下ということになります。

酒井高徳も出場しています。彼はトゥーロン国際に呼ばれるのかまだ分かりませんが、練習試合はこの試合を含めて残り3試合。

なんだか気持ち身体が大きくなっているような気がしました。ブンデスリーガで14試合闘うと身体もブンデスリーガ仕様になるのでしょう。
それにしても昨日のピッチなどはゆるくてぼこぼこな訳ですがVfBの選手は最初こそ手こずりましたが、10分もするとアジャストしました。
ピッチの状態が悪くて自分たちのサッカーが出来なかったなんていう言い訳はまったく聞かれません。
こういうタフさも日本の選手には今後求めたいと思います。
ドルトムント2冠達成。香川真司1ゴール1アシスト
2011/2012シーズンのドイツ杯決勝はボルシアドルトムント対バイエルンミュンヘン。
香川真司にとってドルトムント最後の勇姿となるのか。そんなことを思いながら観戦しました。
結果的に開始早々のゴール。レバンドスキへの見事なスルーパスによるアシストの大活躍。レバンドスキがハットトリックしたわけでMVPということではなさそうですが殊勲の一人でしょう。
終わってみれば5−2という大勝。
これまでだったら「バイエルンミュンヘンがまさかの大敗」という表現をしていたかもしれませんが、この日は「ドルトムントの大勝」と呼びたいと思いますしそれに相応しい内容だったと思います。僕がドルトムントの大勝と呼ぶ理由として2強時代の幕開けという意味も込めています。
香川真司自身もこれまでバイエルンミュンヘンの時には目立った活躍が出来なかったわけですが、この日は見事にやってくれました。
リーグを勝ち点81という成績で優勝、ポカールもバイエルンミュンヘンに大勝しての優勝。まさにドルトムントイヤーでした。その中心選手として香川真司が活躍した、と言っても決して言い過ぎではないでしょう。
香川が2冠を置き土産にドルトムントを去るとしましょう。レジェンドと呼ぶには在籍年数が短過ぎるかもしれません。しかし間違いなくファンの記憶に残る名プレーヤーと言えるでしょう。
香川が次の舞台で大活躍をしたら、またそれを願いますが、ドルトムントファンはいつまでも言うかもしれません。「それでも俺たちのシンジだ。」
香川真司にとってドルトムント最後の勇姿となるのか。そんなことを思いながら観戦しました。
結果的に開始早々のゴール。レバンドスキへの見事なスルーパスによるアシストの大活躍。レバンドスキがハットトリックしたわけでMVPということではなさそうですが殊勲の一人でしょう。
終わってみれば5−2という大勝。
これまでだったら「バイエルンミュンヘンがまさかの大敗」という表現をしていたかもしれませんが、この日は「ドルトムントの大勝」と呼びたいと思いますしそれに相応しい内容だったと思います。僕がドルトムントの大勝と呼ぶ理由として2強時代の幕開けという意味も込めています。
香川真司自身もこれまでバイエルンミュンヘンの時には目立った活躍が出来なかったわけですが、この日は見事にやってくれました。
リーグを勝ち点81という成績で優勝、ポカールもバイエルンミュンヘンに大勝しての優勝。まさにドルトムントイヤーでした。その中心選手として香川真司が活躍した、と言っても決して言い過ぎではないでしょう。
香川が2冠を置き土産にドルトムントを去るとしましょう。レジェンドと呼ぶには在籍年数が短過ぎるかもしれません。しかし間違いなくファンの記憶に残る名プレーヤーと言えるでしょう。
香川が次の舞台で大活躍をしたら、またそれを願いますが、ドルトムントファンはいつまでも言うかもしれません。「それでも俺たちのシンジだ。」
カメラマン赤木真二さんからの便り「BVB ドルトムント2冠!」
皆様へ
今朝書いたメールは先ほど送りました。日本時間の日曜の朝です。
その段階でドイツカップ決勝は既に終わっていましたから、既に
皆さん結果をご存知だと思います。
ドルトムントは香川君の1得点1アシストの活躍もあり、5-2
でバイエルンミュンヘンを破り、見事な優勝を飾りました。これ
で今シーズンはリーグ戦とカップ戦のダブルタイトル(2冠)を
達成しました。
今朝書いた「今晩の決勝で得点に絡んで優勝し、ドルトムントに
2冠を置き土産にして移籍できたら、彼のシンデレラストーリー
は完璧です」と言うお話は現実味を帯びてきました。
いよいよ彼本人が来シーズン以降の去就を明らかにする時が近ず
いてきた感じです。明日はドルトムントで優勝パレードです。
今晩(日本時間は日曜の朝7時)は短いメールで失礼します。
その替わり、嬉しそうな香川真司君を4枚送付します。
2012年 5月12日
ベルリン・オリンピックスタジアムより
赤木真二
写真:ドイツカップ優勝後より

Photo by Shinji Akagi

Photo by Shinji Akagi

Photo by Shinji Akagi

Photo by Shinji Akagi
今朝書いたメールは先ほど送りました。日本時間の日曜の朝です。
その段階でドイツカップ決勝は既に終わっていましたから、既に
皆さん結果をご存知だと思います。
ドルトムントは香川君の1得点1アシストの活躍もあり、5-2
でバイエルンミュンヘンを破り、見事な優勝を飾りました。これ
で今シーズンはリーグ戦とカップ戦のダブルタイトル(2冠)を
達成しました。
今朝書いた「今晩の決勝で得点に絡んで優勝し、ドルトムントに
2冠を置き土産にして移籍できたら、彼のシンデレラストーリー
は完璧です」と言うお話は現実味を帯びてきました。
いよいよ彼本人が来シーズン以降の去就を明らかにする時が近ず
いてきた感じです。明日はドルトムントで優勝パレードです。
今晩(日本時間は日曜の朝7時)は短いメールで失礼します。
その替わり、嬉しそうな香川真司君を4枚送付します。
2012年 5月12日
ベルリン・オリンピックスタジアムより
赤木真二
写真:ドイツカップ優勝後より

Photo by Shinji Akagi

Photo by Shinji Akagi

Photo by Shinji Akagi

Photo by Shinji Akagi




